小娘の農業記録

企業で農業女子してます。

おばあちゃんのはなし

熊本のことばがすき。かわいい。

 

おばあちゃんと、コインランドリーで1時間おしゃべりした。

シーツを洗いたくて行ったのだけど、使い方が分からなくてあたふたしていたら、おばあちゃんが親切に教えてくれた。

そして、そのおばあちゃんと、洗濯が終わるまでおしゃべり。

 

“農業は良い”

昔の人は、自分の食べる分は自分で作っていた。だから、お金がなくてもどうにかなっていた。でも、今は、お金がないと暮らして行けない。

だから、“農業は生きることに繋がる”。

当たり前のことだけど、すてきだと素直に思った。

 

東京では感じることの出来ない時間の流れ、きれいな星空、見ず知らずの私に親切にしてくれる、心の豊かさ。

 

来てよかった、がんばらなきゃって心の底から思いました。

 

くまもとのうぎょう

 植物と土は大好きなのに、トマトだけはだいっきらいだった幼少期。

だから、自分が食べられるようなおいしいトマトが作れたら!と思って、学生時代は、農芸化学を専攻しました。遺伝子面からのアプローチ。

でも、遺伝子いじっても、食べられる様になるまでは時間がかかるし...

そう思って、栽培からアプローチしたくなりました。

そして、、、人工光植物工場も経験したけど、結局のところ、おひさまの力には勝てないし、土で作った方がおいしいと気付きました。

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農業は儲からない、JAが悪い...

よく聞きます。でも、それってやり方次第だと思うんです。

儲かる仕組みを作るべきです。

JAは、JAとして使命を果たしてきたと思います、時代に合わなくなってきただけ。と言っても、現場に出たことのない小娘が言ってもなんの説得力もない。

だから!現場にでて、手足を動かして、野菜と向き合って、現場力をつけたい。少しでも、現場のロスをなくしたい。

そんなわがままを、会社を了承してくれました。

 

熊本、阿蘇山の麓で、農業しています。

ときどき東京に帰るけどね。

そんな小娘のブログです。