こんな光景、目にしたことありませんか?
去年のうちの農園(サトイモ)の写真ですが、マルチを張って育てています。
畝を作って、マルチフィルムという農業用ビニールを張ります。最近は、自然分解できる植物性のフィルムも出てきます。
では、どうやって張るのか...
トラクターに専用のアタッチメントを付けます。肝心のアタッチメントが見切れていますが…。土の具合や機械の微調整が難しく、思うように進まず、雨も降りだしたため、今日は早めの解散…。
では、どうしてマルチを張るのか?
・地温上昇促進および抑制 ・土壌保護
・雑草防除 ・害虫対策 ・病害低減
・ドロの跳ね上がり防止
などあげられますが、地温を上昇させ、作期(栽培時期)を前進させることができるために普及しました。地温上昇に最も適しているのは、透明マルチ。今回の黒マルチは、除草防除が主な目的。もちろん、害虫対策や病害低減、雨水による土壌侵食や肥料流亡防止効果も期待しています。
ただし、マルチをすることによって追肥が出来なくなるので、元肥をしっかり与えることが重要(今年は無理やり追肥行う予定ですが)。
種を播けば、野菜は勝手に大きくなるわけじゃない。準備して、しっかり手入れしてあげないとだめ。